18. テルミン

夢は、どこまでも高らかに響く


テルミン(THEREMIN -AN ELECTRONIC ODYSSEY-) 1993, USA
■Director: Steven M. Martin
■Cast: Leon Theremin, Robert Moog, Clara Rockmore


テルミン。あの神秘的で、よくわからなくて、不思議で気味の悪いような音を奏でる、世界最古の電子楽器。その楽器を作ったレオン・テルミン氏の人生を描いた映画です。ドキュメンタリー。
電気電子の知識がないわたしには難しくて、まだテルミンへの不気味さは残っているのだけど。でも、テルミンがものすごくやってみたくなった。
彼に興味を持った、というより、彼を愛した数々の女性の話をきけば、誰だって思うだろう。ああ、彼についてもっと知りたい。彼に近づきたい、って。
魅力があったんだろうなぁ、それはそれは。すごいぜ。
なんか、最近ロシア、というかソ連社会主義体制にも興味を持っていたところだったので、興味津々もいいところ!自分のやりたいことができない、社会というか国家に思考を拘束された状態って、まったく想像しかできないのだけれど不思議。わたしだったら絶対に自分の意志とかなくしちゃうんだろうな。社会に反するって、すごいこと。
テルミン、やりたーい!テルミン氏にあいたーい!
サブタイトルというのでしょうか。「夢は、どこまでも高らかに響く」って、すてきだね。わたしも胸を張って響かせられるような夢を持ちたい。持とう。


★★★★☆ ホシ4ツで(・∀・)ノ