1. Tillsammans (2000 Sweden)

スウェーデン映画。Lukas Moodysson監督。
DVDの説明によると
Det handlar om kärlek och skilsmässa och familjelycka och familjeolycka och barn och vuxna och vänskap och sex och fotboll.
つまり
恋愛とわかれ、家族の幸せと不幸、子供と大人、友情とセックスそしてサッカーについて。
たしかに…。的確!
ほんと、すごい面白いというかわかりやすくて楽しくて、シリアスだったり笑えたり、おすすめしたい映画なんだよ。
それぞれの役が立ってて、すごいいい。コイツ誰…?みたいの、なし。
スウェーデンの70年代ってこんなんだったのかあ。


わたしはヒッピー文化にすごく憧れていて、ケルアックはじめとするそちら方面の方々の本もいくつか読ませていただいたし、今もなんだかしらないけど物凄く惹かれるんだ。
デンマーククリスチャニアも、一度いかなければと思っているよ。
きっとそんなヒッピー文化について知識ある人ほど、この映画は楽しめると思う。ヒッピーについて知らない人が見たら、「なんだヒッピーって気違いじゃないか」って思うかも。
フリーセックス、フェミニスト、左寄り、あの時代の文化がすべて入ってるよ。


日本でね。大学の授業で「しあわせな孤独」というデンマークのドグマ映画を見たことがある。
そのとき友達は決まって「なんて性的な…」と漏らしてた。北欧のイメージが悪くなる!と言ってた。
そんなあの子らがこれ見たら鼻血だしてスウェーデン飛び出していくんじゃないかな。
なんか最初の方とかひどいよ。いきなり女と男が下半身裸だし、セックスシーンもあるし、自慢げに上半身をがきんちょにみせるビッチがいて、もっかい男性器みれちゃうし。なにがひどいって、こんだけやっといてスウェーデンではR11なんだってさ
これだもんスウェーデンは愛すべき国だよね。この映画を、3人に一人がみてて、こんだけほっこり系かわいい系として売り出せるんだから。


ラッセ超かっこよかった。


さいごでずっこけたけど、すごくいいサッカー映画でした。じゃなくて、いや、やっぱりサッカー映画かなあ。
DVD買う。音楽も好きだったからサントラ欲しいなあ。