ほんとうに、素敵な人ばかりで。


なんだかんだ、つらいこととか嫌なこととかあっても最後にはこう思う。
わたしは本当に、友達とか出会う人に恵まれているなぁと。わたしの選択は、いつだって間違ってはいないのだなぁと。
だからこそ、嫌われたくなかったり、離れたくなかったり、失いたくないと強く思いすぎてしまう。空気を読もうと必死になってしまう。
だけど時には自分の思いを伝えることもしなくちゃ行けないんだろうな。いいたいことが、言えなくなったのはいつからだろう。




昨日、サークルの合宿から帰ってきた。
合宿はすごい楽しくて、充実してた。わたしのユニットは本当にメンバーを見ても曲みてもガチな感じで、頑張るの嫌いなわたしはああやだなぁって最初思ってて。案の定耳コピははかどらんし曲多いとしんどいし、去年と同じく憂鬱楽しみな状況だった。
でも行ってみたらさ。やっぱりわたし、このサークルが大好きだなって実感した。
だって。みんな優しくて。音楽が好きで。バカなことたくさん出来て。何よりも、ばからしいことも音楽も、ぜんぶ本気で立ち向かってるところがだいすき。みんな大人なんだ。
だから、悲しいことも全部全部乗り越えられた。みんな大好きだった。大好きすぎて、何回も泣きたくなった。
一番気合い入れてて、絶対失敗したくなかった曲を失敗しちゃったけど。でも、幸せだった。励ましてくれて、すごいねっていってくれて、好きって言ってくれて。そんな場所あんまりないと思う。




ほんとは、打ち上げで泣こうと思ってた。
合宿の途中で突然訪れた大好きな大好きな友達の死もあったし、Extreme失敗したのもあったし、いっぱい理由はあった。だけど泣けなかった。お酒飲んで飲んで、そしたら泣けるかなって思ったけど、逆に幸せになっちゃった。
こんな自分でも受け入れてくれるなんて、優しくしてくれるなんて、って思ったら。わたしも死にたいって思ったどん底から救ってくれたみんなのことを思ったら。




昨日帰ってきて、みんなで焼き肉食べにいって、いっぱい喋って。最後に、大好きな人と一緒に帰ってきたの。
あの5日前に一人声殺して泣いた時から、会う度見る度にこの人になら言ってもいいかな、言って受け入れてもらいたいなって思ってた人。
だけど言えなかった。何回ものどにでかかったけど、言えなかった。楽しい上辺だけの話しか、出来てなかった気がする。
まだわたしの中ではまったく消化できてなくて、実感も無い、逃げたい、そんな気持ちが勝ってるんだろう。でもずっとこのままなんてのも、あり得ない。あっちゃいけない。
大人だねっていわれてもしょうがないんだ。本当に大人になんかなっちゃいないんだ。逃げてるから、考えないようにしてるから、強く見えるだけなんだ。
ほんとうはただの弱虫で、適当で、ずるい人間なんだ。
だれかに受け入れて欲しいって、わかってほしいっておもってるだけじゃいけないんだ。自分から求めるなら、自分で進んでいかなきゃだめなんだ。



幸いなのかどうなのか、来月はインドに行く機会がある。
世界で一番生と死の近い国。そこに行くんだ。死と向き合わなければ。
こんな機会を2つくっつけられたのは、運命なのかもしれない。やっぱり、ガンジス河で死を、理解してこなきゃいけない。