25. カサブランカ

Here's looking at you, kid.


カサブランカ(Casablanca) 1942, USA
■Director: Michael Curtiz
■Cast: Humphray Bogart, Ingrid Bergman


■英語の文学の授業を取っているのですが、このセメスターはこの映画、カサブランカスクリプトをずっとやっていました。
授業では毎回3チャプターずつくらいのゆっくり進行だったので、正直誰が誰だか…みたいな感じで。これはいかん!と思って今日ぶっ通しで見てみたわけです。
リックとイルザが確かに名カップルではあると思うが、どうも年の差が気になる…とおもいながら毎回授業を受けていたのですが。なんかお二人は大物みたいですね。ウィキペディア見てみたところ。
しかもイルザをやってたイングリット(ファミリーネーム、ウィキでは「スウェーデン語読みでベルイマン」って書いてるけど、いやいや!ベリマンかバリマンってとこでしょう)、スウェーデン人なのね。なんだか親近感。にしても超絶美人。
ええかんじの、歴史モノでもあるラブストーリーって感じです。しっかしラストはアレでいいのだろうか。
わたしとしては、リックが体はってイルザとラーズローを助けて死ぬ、ってのを考えてたから、そのせいもあるかもですが物足りなかった。ぬるい。
一緒に授業を取ってた友達は「みんな死ぬと思ってたのに…」っていってたし。やはりあそこは一人くらい殺しておかないと…
歴史に残っているだけあって、ムダの無い感じがしました。現代の映画って、(特に邦画)「何今のシーン…?」っていうのが必ずあるけれど、無かった。作成は適当だったみたいだけど、やっぱり元ネタというか、少なくとも完成したときには脚本がかなりしっかりしたものだったんでしょうね。
白黒映画には抵抗があったけど、すてきじゃないか。とりあえず、俳優陣が全員異常なまでの貫禄を出してるのがすごい。オーラがある。
名作シリーズ、いっぺん全部見て見ようかと思います。
ラブシーンなし、キスシーンすら1回あったかしら?なかんじですが、あれだけ深い愛を表現できるのがすごいですなー


しかし…過去100年でアメリカ映画ベスト2位ってほどではなくね?と思ってしまった
★★★☆☆ ほし3つ